千葉県成田市公津西地区
複合
事業完了
事業完了後以降の暮らしにも配慮
私たちが大切にしていることのひとつは、区画整理が終了した後の地権者の皆様の生活です。
そこで、地権者の皆様を取り巻く状況や税負担の問題などをヒアリングし、個々人の収益分配等を提示する中で、
今後の暮らしをイメージしていただけるように努めました。
詳細情報
事業名称
成田都市計画事業公津西特定土地区画整理事業
- 事業期間
- 平成13年7月~平成23年1月
- 施行面積
- 約37.6ha
- 総事業費
- 約81.3億円
- 保留地処分金
- 約70.0億円
- 助成金等
- 約11.0億円
- 合算減歩率
- 約60%
- 業務代行者
- 相互住宅株式会社、株式会社細田工務店
当地区は、JR成田駅西口の西方約2.5kmに位置し、成田ニュータウンに隣接する地区です。
「まちの顔」として「商業街区」「賃貸住宅街区」の2つを先行して整備する計画とし、商業街区・賃貸住宅街区については、
まとまった規模の街区を一体的に整備する必要があったため、複数の地権者の短冊状の換地を集合して設定する「申出換地」の手法にて生み出しました。
換地にあたっては、地権者を取り巻く状況や税負担を加味した地代収入、相続時の相続税対策が考慮された個人の適切な収益分配案を幾度も提示し、事業完了後の生活イメージを持って頂くことに努めました。
また、地区内に「共同商業街区」と「共同賃貸住宅街区」の両方を設けることで、双方の街区のメリットがデメリットを補完し合う、バランスの取れた土地活用を具体化することができました。