先行的な住宅地整備と安心・安全の基盤整備

ハウスメーカー４社と連携して約150宅地の環境対応住宅（低炭素・循環型住宅）に配慮した環境対応住宅を建設し分譲しました。また、道路網の計画的整備と公園や調整池の設置により、この地域の防災機能を強化し、安心・安全な生活空間を提供しました。さらに、地域の自然環境と調和したグリーンコリドーを形成し、持続可能な住環境を創出しています。

詳細情報

事業名称

若松町土地区画整理事業

事業期間

令和2年3月〜令和7年3月予定

事業費

約26.8億円

保留地処分金

約20.5億円

施行面積

約8.6ha

合算減歩率

約48.3%

宅地数

約240

先行的な住宅地整備

ハウスメーカー4社と連携して保留地と換地に約150宅地の環境対応住宅（低炭素・循環型住宅）を先行的に建設し分譲しました。ハウスメーカーのオリジナリティーを活かしつつ、調和と統一感のある街並みを実現するため、「まちづくりデザインガイドライン」を策定し、建物配置や外構・植栽計画を行い、若松町周辺の将来にわたるまちづくりと住まいづくりを牽引しています。これにより分譲宅地が240宅地まで増えました。

安心・安全の基盤整備

計画的な道路網の整備を通じて、地区内交通の制御を行うとともに、消防活動困難区域を解消しました。さらに、地区外からの雨水流入に対応する調整池を整備し、効率的な排水構造を構築することで防災機能を高め、地域の災害リスクを軽減しました。これにより、地域住民が安心して暮らせる、安全で快適な生活空間を提供しました。

■航空写真　出典：国土地理院ウェブサイト［地理院タイル:全国最新写真（シームレス）］空中写真加工

https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html