神奈川県厚木市森の里東地区
産業
施行中(認可後)
業務施設集積地区の整備
森の里東地区土地区画整理事業は、厚木業務核都市推進基本計画において「業務施設集積地区」として位置付けられ、面的整備による計画的な都市基盤整備を進め、周辺環境と 調和した土地利用を図ることで、良好な環境の整備を行い、もって公共の福祉の増進に資することを目的として実施している事業です。
詳細情報
事業名称
厚木市森の里東土地区画整理事業
- 事業期間
- 平成26年11月28日〜令和7年3月31日
- 施行面積
- 68ha
- 総事業費
- 約135億円
- 助成金等
- 約220億円
- 保留地処分金
- 約87億円
- 合算減歩率
- 85.86%
当社の立場
組合設立認可前は業務代行予定者として、認可後はAB工区の業務代行者として、調査設計業務および事務局支援を担当しています。
また、組合員の換地の申し出による共同売却街区を設置し、共同売却スキームの立案、地権者面談、共同売却事業体の設立と運営を通じて、約60名の地権者の共同売却を実現しました。
組合員の借入ゼロで事業を運営
約135億円の事業にも関わらず、金融機関からの借入をすることなく、必要な事業費を業務代行者が立替えることにより事業を運営しています。
地権者との信頼関係を構築することにより早期着工、企業進出を実現
早期着工、企業進出を実現するため、認可前から複数回にわたり地権者との個別面談を重ね、組合設立認可後約3ヶ月という短期間でほぼ全域の仮換地指定を行い、造成工事に着工することができました。
また、法人地権者が保有する複数土地の集約化を行うとともに、一般地権者の申し出制度の活用による換地の集約化を図ることにより、大規模街区を形成し、本地区の産業用地としての価値を高め、企業進出を実現しました。
工区分割と事業収入の確保
事業運営において、工区を3つに分割し、最初の工区には換地を設けずに保留地とする換地設計としました。これにより、事業運営の初期段階で必要な資金を迅速に確保することができ、プロジェクトの円滑な推進を実現しています。
■航空写真 出典:国土地理院ウェブサイト[地理院タイル:全国最新写真(シームレス)]空中写真加工
https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html